10Jan

「共依存」と言う言葉をご存知ですか?
共依存とは「他者に必要とされることで、自分の存在意義を見いだすこと」です。
もともとはアルコール依存者の依存を支えることに依存している家族を「共依存」と呼称したことから始まったそうです。
歪んだ愛ですね。
家族の中にアルコール依存症者がいても、その依存を助けてしまう行動をとってしまうのです。
「共依存的恋愛」
共依存的恋愛とは、恋愛において共依存(共依存症)的な要素があることを言います。
恋愛でうまくいかない。泥沼的な恋愛になってしまう。
このような悩みを抱える人は、一度自分に当てはまるか考えてみる必要性があります。
どんな人がなりやすいのか?
このような女性は共依存的恋愛の恐れがあります。
①相手のことで頭がいっぱいになる。
②相手に尽くしすぎて、自分のことは後回しに。
③問題のある相手を選んでしまうことが多い。(風俗、ギャンブル、危険行為、深酒など)
④相手に尽くすことに対し、しんどさや怒りを感じる。
⑤現実を見つめることができない
⑥必要とされることを必要とする
⑦束縛していることに気づかない
原因は?
共依存の人は、自分自身を大切にしたり自分自身の問題に向き合うよりも、身近な他人(配偶者、親族、恋人、友人)のことを優先に考えてしまいます。
家族や恋人に問題があれば先にその問題を片付けることに夢中になります。
結果お互い自立できず、ますます困った状況に陥ってしまいます。
共依存を克服するには?
自分が本当に欲しいものを知ること。
自分との会話です。
そのためには、自分に素直なコミュニケーションが必要になります。
自分の感情や現状を受け止めてください。
考えることは辛いです。
しかし未来を悲観せず、共依存であることを自覚して下さい。
自分を受け入れることから、もう1人の自分との会話が始まります。
心理学では「メタ認知」と呼ばれる概念です。